2010年10月27日水曜日

馬の専用飛行機?!

さてオーストラリアからドバイへの馬の輸送は普段だとSQやCXなどのカーゴ定期便を利用し、それぞれシンガポール、香港などを経由しながら目的地であるドバイ国際空港もしくはシャージャー国際空港を目指します。ところが今回はドバイの殿下の馬(主にエンデュランス競技用アラブ種)20頭ばかりの輸送ということで、殿下の専用貨物機B747でメルボルンからドバイまで直行13時間の空輸を行いました。

この殿下の専用貨物機、前は真っ白のB747Fだったんですが昨年末にこちらの新しいB747(お腹からおしりにかけて、またエンジン周りのブルーが特徴的ですね。)をお買いになられました。
以前にもこれについては触れましたが、この貨物機は、殿下が世界中から買い集めてくる馬たち、また所有している種牡馬、繁殖牝馬、競走馬などを主に運ぶための貨物機で、言ってみれば自分自身の「馬専用飛行機」なのです!



私たちがドバイへ向かう前日にメルボルンまでゴドルフィンのメルボルンカップに出走する馬を2頭(飛行機に乗っていたのはそれだけです!)乗せてきていたのですが、ホースストールのスペースも使い放題(通常3頭用に1頭か2頭のみ)で馬たちにとってのファーストクラスがあるとすればこんな感じになるんでしょう。貨物機の出発時刻や航路も馬にあわせてなど、本当に馬にとっては至れり尽くせりで夢のような話です。
  
 

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