2010年10月5日火曜日

凱旋門賞2010年 Prix de l'Arc de Triomphe 2010



再びオーストラリアからドバイまで9頭のエンデュランス競技用アラブ種を輸送したあと次はイギリスからシドニーまでの26頭の輸送に添乗するためドバイからロンドンへ渡りました。
エミレーツ航空の旅客機でロンドンへ渡ったのですがエアバス社のA380に始めて乗りました。
うわさには聞いていましたがやっぱり静かですねー。!隣の人とも普通の声の大きさで話が出来るし飛行中もすごく耳に優しい感じがしました。
テイクオフなんかはすごくゆっくりでまさに航空機のリムジンに乗っているみたいでしたが、ランディングはその重量からかB747とさほど変わらなかったような気がします。

さてそのロンドンからシドニーまでの輸送は色々なトラブルに巻き込まれ大変なことになりながらも無事終わったのですがその模様は次回アップデートします。

2010年凱旋門賞はナカヤマフェスタの他数頭の馬が不利を受けと各国で物議をかもし出しておりますが、日本から参戦の2頭はすごく頑張ったと思います。
現地メディアの間でも下馬評価はそれほど高くはなかったナカヤマフェスタですが、春に当時飛ぶ鳥を落とす勢いのあったドバイ帰りのブエナビスタを宝塚記念で破っており実力どおりの結果だと思います。
ヴィクトワールピサもヨーロッパの強豪を相手に上位3分の1に入っているのですから大したものだと思います。両馬とも将来性のあるスケールの大きな馬だけに来年もぜひ参戦して次はこの上を行く結果を出してほしいですね。

今回の結果を見ても、私たち日本人関係者の夢のひとつ「日本の競走馬が凱旋門賞を勝つ」その日もそう遠くはないような気がしました。
馬と共に海を渡り勇気を持って挑戦されたスタッフの方々、またその他関係者の皆様本当にお疲れ様でした。

 

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