2010年5月19日水曜日

ディープ2世日本へ



今回はメルボルンから日本(成田)までイヤリング1頭の輸送を担当しました。
空港へ行き馬運車から降りてきた馬をみてビックリ。なんとディープインパクトの産駒だったのです。

日本でディープインパクトと交配された母親がその後オーストラリアへ輸出され、ハンターバレーのアローフィールドスタッドで生んだのがこの牡馬ということです。
なんやらややこしい話ではありますが、馬インフルエンザ発症後の日本に対するオーストラリアの鎖国が始まる前は、Nファームさんも多くの繁殖牝馬を輸出していましたからその中の一頭だったのでしょう。

はじめてみるディープ2世は、小柄ながらバネのありそうでバランスのとれた馬体、きりっと澄んだ瞳、大きな鼻孔、周囲の音に敏感に反応する耳、そして初めて来る場所(空港)だというのに落ち着き払ったその態度は、いかにも頭のよさそうな馬でついつい一目惚れしてしまいました。

輸送中も機内には一頭だけということでときおり嘶いていましたが、それ以外は香港経由の約16時間の輸送の間もおとなしくおりこうさんにしてくれていました。

今から日本でのデビューが待ち遠しいディープ2世でした。


 

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