まずはクリスフライヤーインターナショナルスプリント(国際G1)。
ドバイでのレース振りやシンガポールへ帰国後の好調を伝えられていたロケットマン(豪)、
今年のレースでは負けないだろうと私も思っていました。
実際ふたを開けてみると香港から参戦のグリーンバーディーに足元をすくわれまたもや2着。
ジョッキーのロビー・フラウドも調教師のパトリック・ショーも雨を含んだやわらかい馬場が原因だと、、、。
しかし香港のスプリント馬の層の厚さには驚きます。個人的にはハッピーゼロが唯一の相手だと思ってましたし圧巻です。
スプリンター(芝)の層の厚さはオーストラリアが世界で一番だとよく言われますが、そのオーストラリアが主な輸入先となっている香港の競走馬、特にスプリンターは近年の目に見張る活躍を観るともはや世界トップレベルと言えるでしょう。
レース結果およびリプレー
http://www.turfclub.com.sg/tabid/203/ctl/ResultDetail/mid/824/ItemId/750/r/9/Default.aspx
次にシンガポールエアラインズインターナショナルカップ(国際G1)。
混戦を予想していましたが期待通りの好レースになりました。
結果はリザーズディザイアがドバイでの屈辱を晴らしてグロリアデカンペオンを破り優勝。
調教師は今をときめくマイク・デコック(南ア)。
ただ、、、、直線リザーズデザイアのものすごい斜行。シーア騎手は鞭を持ち替える事もなく残り400mから右鞭を入れ続け3着に入ったアルシェマーリはゴール手前で思いっきり不利を受けていました。
プロテストが行われたどうかは分りませんが、他の国であればおそらくグロリアデカンペオンが1着、アルマシェーリ2着、そしてリザーズデザイアが降着3着となっていてもおかしくないでしょう。
シーア騎手は1週間騎乗停止処分を受けましたがこれも他の国の基準からすればすこし甘すぎるぐらいの裁定ですね。
日本勢はシャドーゲイトがゲートで暴れ直前に出走取り消し、雨でぬかるんだ馬場で力を発揮できなかったヤマニンキングリーが最下位といいところがありませんでした。
関係者の方もこれにめげずこれからも果敢に挑戦してほしいものです。
個人的には高岡調教師のジョリーズシンジュが直線半ばまで先頭を走り見せ場を見せてくれたのでうれしかったです。ジョッキーのロニーも「昔の彼女に戻ったようだ。」と最近の不調からの復活を感じていましたし、これからの国内での活躍に期待したいところです。
レース結果およびリプレー
http://www.turfclub.com.sg/tabid/203/ctl/ResultDetail/mid/824/ItemId/750/r/10/Default.aspx
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