2010年9月20日月曜日

東南アジアと競馬産業


今回はメルボルンからマレーシア(クアラルンプール)まで5頭の競走馬を空輸しました。

シンガポール同様オーストラリアからは7時間ほどの輸送時間で済むマレーシアもオーストラリアが主要な競走馬の輸入先となっており、毎月2,3回の空輸を通じて多くの若駒が海を渡っていきます。

毎回このような東南アジアの国へ馬を輸送するたびに感じられることは、その国々の経済がものすごいスピードで発展しているということ、またその経済力を支えに輸送されていく競走馬の質も徐々に良くなっているということです。

たとえば香港の競馬産業そしてその競走馬たち(とくにスプリンター)はもはや世界の競馬地図を塗り替え始めているといっても過言はないですが、こういった東南アジアの競馬産業はこの先さらなる発展をとげ、その国々の競走馬たちが世界を舞台に活躍し始める日々も近づいているような気がします。

現在の世界の経済事情と同様に、このアジアの地域の競馬産業が世界の競馬の中心になっていく、そんな日もいつか来るのでしょうか?


 

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