2010年8月8日日曜日

スタチューオブリバティー 前編



繁殖シーズン前の鬼のような忙しさですっかり更新が遅くなってしまいました。

さて今年の南半球シーズンもオーストラリアへシャトルで行くことになったイーストスタッドさんのStatue Of Liberty(スタチューオブリバティー)の輸送を昨年に続き担当しました。

先のロックドゥカンブと同様にまずは一度米国に渡ってからということで、成田まで約24時間、そこからロスの検疫所まで約13時間(10時間の空輸を含め)で計37時間の輸送になりましたが、昨年同様、陸送では共栄産業さん、空輸ではNCAさんにお世話になりました。
心強いサポートのおかげで無事ロスアンジェルスに到着しましたが、クールモア時代からシャトルを経験しているため馬自身も空輸にはずいぶん慣れた様子で、積込時また機内の中でもとても落ち着いていました。

ロスの検疫所に到着し簡単な馬体検査(USDAによる体温および識別検査)の後、馬房に入るなり寝返りをうち乾草、ふすまガユを食べ始めたのでそれをみた時は、私自身も長い輸送を経てほっと一息した瞬間でした。

米国からオーストラリアまでの輸送は8月下旬に予定されていますが、名前がスタチューオブリバティー(英語で自由の女神のこと)というだけあって何かとアメリカに縁がある馬なんですかね?


   

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